買って失敗した「光るスケボーウィール」

 ペニーを手に入れた当初は何かとカスタムしたくて仕方ない時期があるだろう。正直な所、ペニーのコンプリート(完成品)はほとんど手を加える所が無いぐらい隙が無いわけで下手にパーツを変更すると性能が落ちる気さえする。

 それでも何かと情報を仕入れていると惹かれる商品が出てくる。まず私が陥った罠は、この中華製「光るウィール」である。なんと、電池などの動力が必要なく普通にこのウィールで滑るだけで光るのだ! うおーカッケェー!

どういう仕組みなのか

134gと純正のウィールとほぼ同じ重さ

 そもそも電気がどうやって作られるかを説明しなくてはいけない。電気というものは火力発電や水力発電でタービンを回して作る、ぐらいまでは大体わかっていると思うが、タービンというものを回すと何故電気が発生するのかという部分が重要になってくる。

 ここで電磁誘導について詳しく説明しても仕方ないので簡潔にまとめると「コイルの周りで磁石をグルグルと回している」のだ。この光るウィールの仕組みも同じで、シャフトの中央に配置された磁性体の周りをウィールに入っているコイルが周りを回る事で電気を発生させてLEDを光らせているのだ。

 つまり進む力さえあれば勝手にウィールが光るという、夜でも視認性バッチリ、電池もいらないのでエコ。こんな画期的な商品が世の中にあるのか、と感心さえもしてしまった。

性能に欠点がありまくる

光らなくても格好いいゾ

 イメージしていた格好良さと実物の恰好良さはあまり変わらなかった。なので最初はやったぜ、と思っていたのだ。しかし少し乗るだけで何か違和感に気づく

光る部分の性能がバラバラ

 ウィールという物は4つで1セットなのだが、その1セット4つが全て同じ性能というわけではない。特に中華製や格安で売られているものは8つほど購入してそこからベストな4つを選ぶぐらいのデキなのである。

 ただでさえ形にバラつきのある中華製ウィールに加え、中央の磁性体コアの磁力の違いや形の違いなどによりウィールを回転させた時に光る量が全く違う。構造上、磁性体コアがシャフト中央部分で止まっていないといけないのだが、精度の問題かウィールと一緒に回ってしまい全く光らないものもあった

 こうなると磁性体をシャフト上で止めるためにティッシュの切れ端を挟んでみたり、試行錯誤してみるが完全に個体差を消す事はできなかった。なんか2つのウィールだけ凄く光るけど、残り2つは全然光らないという納得がいかないものだったのだ。

走行性能は確実に落ちる

 まだまだペニーを買ってプッシュすらまともにできない時期にこの光るウィールを購入してしまった。電力を得るという構造上、どこかで余分にエネルギーを使用しているのがこの世界の原理なのである。

 簡単にいうと「他のウィールより圧倒的に進まない」わけだ。進む力を光る力に変換しているようなものである(というかウィール自体の作りが甘いだけかも知れないが…)。とにかく慣れてスピードを出せるようになったり、緩やかな坂道だとか、そういう所でならまだ使えるだろう。

これは購入して失敗だった

光る!すぐ止まる!
  • 案外光っていると恥ずかしい
  • もし走行性能が高い光るウィールがあるなら欲しい
  • 安いやつはやめたほうがいい

 光ること自体には満足しているのだが、犠牲になった走行性能がひどすぎる。ベアリングを高価な物に変えてどうにかできる感じではないので最終的には光るウィールは付けなくなってしまった

 あと夜に練習しているとよほど上手く無い限り恥ずかしい気がしてくる、という初心者には全くおすすめできないシロモノになっている。それでもまだ走行性能もあり、さらに光るというウィールがあるならばちょっとだけ欲しいと思っているのだ。

小林ライオンヒート

ミニクルーザーに乗り始めて一年ちょっと、スイスイ~と滑る楽しさを皆さんに知って貰いたいために頑張っています。ミニクルーザー以外にも似たような乗り物あれば乗ってみたいと思ってます!

シェアする

1件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントする